「やまちゃんち」は南伊豆町の一條地区という山里にある菜園です。

私は10年ほど前に脱サラし、自宅の畑でボチボチと野菜を作り始めました。

しばらくして、名高式有機農法講座で学ぶ機会をいただき、土作りに励んできました。

いまも仲間達とこの農法を継承し、実践しながら作物を作っています。

この農法は、炭、草木灰、木酢液、腐葉土、ボカシ肥を効果的に使用し農作物を育てるものです。




師匠である名高勇一先生の提唱する「甘くて爽やか、円やか、コクがあって美味しく、

あと引く飽きのこない味を、実感することのできる有機作品の素晴らしさ」を求め続け、

日々農作業に励んでいます。





山里の恵みを生かし、クヌギの落ち葉など循環できる資源を使いながら、自然に無理のない菜園を持続、維持しています。

少しずつですが地域ならではの味というものを楽しみ、次世代に残せたらと思い努力しています。


地域の特産物である孟宗竹はわが家でも春の恵みです。竹林の整備は秋に行いますが、

その時に生じる伐採竹を消し炭にし、圃場に入れることにより循環させています。



最近ご縁をいただき、この農法が「炭素埋設農法」という農法であることを知りました。





県外ではすでに「クールベジタブル」という名称で野菜などが販売されています。

日本クルベジ協会

私たちの続けてきた農法が、CO2削減という地球的な規模の話に結びついたことに驚きながらも、

地球に優しい持続可能な農に携わることに誇らしささえ感じ始めています。

生産量は少ないですが、自然豊かな南伊豆の山里で、ゆっくりじっくり育てた作物はわが家の自慢です。





山里の菜園「やまちゃん」著